もみの木の家

信州の空気環境を家のなかに実現するもみの木

 

諏訪のお祭り”御柱”でも有名なもみの木。
もみの木は昔から、西洋ではクリスマスツリーに、日本では神社のお札などに使われているほか、保存性や殺菌性が求められるかまぼこの板にも使われていました。クリスマスツリーは冬に家のなかに籠りがちな暮らしに、清潔な空気環境を保つために採用されていたとも言われています。
暮らしを快適にする効能を多くもつもみの木ですが、なかなか日本では手に入らない材木になってしまいました。
そんななか、住工房Kでは、ドイツ南部に広がるシュバルツバルト地方にある日本ではなかなかみない原木を、宮崎県生駒高原製材所でじっくり天日乾燥され、丁寧に加工製材されたもみの木を使っています。
信州の環境に、暮らす家族の健康によい材木を探してたどり着いた答えです。

 

内装材にもみの木を使う注文住宅「もみの木の家」

 

もみの木の原木を内装材として、ふんだんに使用したのが、「もみの木の家」です。
もみの木の家は、半永久的にもみの木のもつ9つの効能が期待でき、驚くほどの空気環境を実現します。
喘息や花粉症などのアレルギーの施主様にも喜ばれています。
洗濯物の部屋干しにおいて臭わず、床を水拭きしてもすぐ乾き調湿効果があるので、喉や肌にも安心です。

 

もみの木の9つの効能

 

もみの木を家の内装材として使うことで、体や環境によい、さまざまな効能をご紹介いたします。

(1)室内空気

もみの木で、室内の空気がきれいになります。
半永久的に放散されるフィトンチッドの中の香り成分(テルペン)により空気が浄化され、室内汚染の代表的な化学物質であるホルムアルデヒド等はテルペンにより科学分解されます。
透明感のある空気環境になり、深呼吸のできる部屋が実現できます。

(2)感触、肌触り

もみの木で作られた家は、直接肌で床や壁に触れても違和感がなく快適です。
床には適度の弾力があり、歩行時や衝突時のショックも和らげてくれ、膝や腰にもやさしいです。

(3)香り、消臭

もみの木は微香性で、特別な匂い意識のない空間が得られます。
室内の生活臭や台所の臭い、タバコの臭い等、嫌な臭いが消臭されて気にならりません。
(押入れ、台所、下駄箱やトイレに使用すると効果がわかりやすいです)

(4)光、見ため

植物塗装仕上げの床や壁は光の反射量が適当で瞳孔の開きが一定し、目にやさしく ストレスを感じません。
その表情のやさしい床や壁は安心感を与え、壁に絵やポスターを貼ったり、観葉植物を床に置いても安定したバランスが保てます。もみの木の壁や天井は経年変化し、その色合いがとても美しい板になります。

(5)音響

自然界にある音は人にとってとても大切なものであり、必要なものです。
視界に入るもの、臭いとして感じるもの、肌で感じるものや、耳で判断することが人間力を高めるといっても過言ではありません。
楽器演奏の部屋やオーディオルームでの音響にも効果的です。

(6)湿度

針葉樹は一般的に調湿量が多いことで知られています。
それは木材の細胞が大きく、成長時に多くの水分を必要とするためで、いったん乾燥してしまうと大きな狂いも少なく、室内の水分を調湿する効果があります。
もみの木の家(もみの木内装材)を使用した部屋の室内湿度は、常に概ね50~60%程度を維持します。

(7)温熱

適度な湿度環境は温度の伝導速度が早いのが特徴です。
一度床や壁が温められたり冷やされたりすると、もみの木の蓄熱性能の効果で、床、壁は温度変化が少ないです。
また空気の入れ替えのためなどに窓を開けた後も、元の温度に復帰する時間が早く、高い省エネ効果があります。

(8)ダニ、カビ等

室内湿度が適当で放散されるフィトンチッドの忌避効果により、虫が住み着きにくく、外部より侵入するダニやゴキブリの他、カビ等菌類の発生を防ぎます。

(9)植物

植物の緑は目にやさしく安心感が生まれますが、植物の病気や室内の空気汚染のために枯れたり傷つきやすく、人の身代わりになっているケースが多いことをご存知でしょうか。
ですので、室内環境として空気がきれいだと観葉植物がとても艶やかで元気になります。
植物は安全空間のガードマンと言えるでしょう。

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