家について考える

流行が変わっても、健康は変わらない

売れている家には、必ず
「その会社ならではの特徴」、もしくは
**「価格だけが武器」**という、はっきりした強みがあります。

現在は、この2つの要素をうまく持ち合わせている会社に、受注が集中しているようです。

実際、ここ地元で売れている会社の家を見てみると、

・屋根全面に太陽光パネルが載っている家
・デザイン重視で、可愛らしいヨーロッパ風の家(特に女性に人気)
・ライフスタイルを前面に打ち出した家
・「自然素材の家」と大きく看板を掲げている会社(※弊社とは考え方が異なります)
・とにかく安さを売りにしている会社

こうした家づくりをしている会社さんは、確かに忙しく動いている印象があります。

ですが――
正直に言えば、上に挙げた内容の家は、今の時代どこでも建てられて当たり前です。

私は、家にはもっと大切な部分があると考えています。


住工房Kが本当にこだわっていること

住工房Kの家づくりの軸は、
**「住まう人が健康で暮らせる家」**です。

だからといって、
デザイン性・間取り・住宅性能(スペック)が劣っているわけではありません。

家を建てようと思ったとき、多くの方は、

・外壁はどんなデザインにしよう
・内装の色はどうしよう
・家の形は?
・どんな素材を使おう?

といったことは一生懸命考えます。

ですが、
「家の中の空気環境をどうするか?」
ここまで考える方は、実はほとんどいません。


家の空気は、暮らしと寿命に直結します

家は、人生の半分近く、いや半分を超える時間を過ごす場所です。
だからこそ私たちは、室内の空気環境を最優先に考えた家づくりをご提案しています。

特に重要なのが、
室内の湿気と空気の質と暮らしの水。

ここをきちんと考えた家は、家そのものが長持ちします。
そして結果として、住まう人も健康で長生きできると考えています。

その理由が、
人に良い影響を与えるとされる「フィトンチッド効果」と、
無垢の木が本来持つ調湿性能です。


なぜ「もみの木」なのか

数ある自然素材の木の中でも、
最も良いとされている木――それがもみの木です。

住工房Kは、長野県内ではどこにも真似できない家づくりをしています。

なぜか?

それは、
**自然乾燥されたもみの木の「柾目材」**が、
他ではほとんど手に入らないからです。

仮に手に入ったとしても、多くは人工乾燥材。
それでは木本来の効果は期待できません。

もみの木を自然乾燥させ、
さらに柾目だけを選別して商品化する――
これは、商売としては効率が非常に悪く、簡単には続けられません。

しかし他ではできない家づくりを目指し、
「健康」をテーマに、
これからも家の本質を考え続けていきたいと思います。

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