木に包まれた帰りたくなる家

 

 

双子の娘さんたちの妊娠・出産を機にこれからの子育ての環境を考えて、奥さまの実家の近くへの移住を決めたKさんご夫婦。

ご主人がいろいろと家探しをしていたものの、奥さまはあまり乗り気になれなかったのだそう。

「住工房Kさんに依頼したのは、たまたま新聞広告で見かけたのがきっかけでした。実家が木の家だったので、ずっと木の家に住みたいと思っていて、木のおうちいいなぁと思って。

一緒に見学会に参加したところ、一目惚れ。内装のデザインや浮づくりの床、もみの木のさまざまな効能を聞いていたら、他はもう考えられなくなりました。」

 

いろいろなメーカーさんを見てきたご主人も他の選択肢はなくなったといいます。

「床や壁はもみの木で内装もほとんど決まっているので、決めることもそんなに多くなくて、サッシや外壁の色で少し迷ったぐらいです。笠原さんは距離感がちょうどよくて、営業トークなどのガツガツされるようなところもなく、同じくらいのテンションで、変に気を使わずにスムーズに進められてよかったです。」


リビングをぐるっと囲むように設置されたテーブル兼ベンチは奥さまのご希望。

「子どもたちがままごとをしたり、おもちゃで遊んだり。机にもなるし、みんなで座ってもいいし、いろいろな使い方をしています。」
室内縁側のような役割も果たし、外のウッドデッキへと開放的につながっています。

「ウッドデッキのところには、ハンモックも付けてもらいました。あったらいいなぁと思っていたら、付けてくれて。夏はずっとハンモックに揺られながらぼーっと過ごしています。娘たちも遊べるし、そのうちBBQなどもやれたらいいですね。」

 

奥さまのご要望でコロナ禍ならではの間取りも取り入れています。リビングに繋がる動線とは別に、普段は玄関から洗面所を通って手洗いうがいをしてからリビングに入れるような造りになっています。

天井のライトは、照明デザインのお仕事をされているご主人が設置。
「ベースだけ作ってもらって、中身は自分で決めて設置しました。昼と夜で光の色や明るさを調整して、雰囲気を変えて楽しむことができます。」
木目を見せたもみの木の天井が、空間をより広々と開放的に感じさせてくれます。お子さんたちも自由に動き回ることができ、毎日元気いっぱいに遊んでいます。

「転んだり、床の上でお昼寝をすると木の目に沿った跡ができます。(笑)椅子を倒してできたキズは水を垂らしておいたらとだんだんと薄くなって、自然に馴染んできました。」

 

ご主人の希望で取り入れたのは薪ストーブ。
「メーカーはいろいろ見てもよく分からなかったので、笠原さんにおまかせで。まずは使ってみたいと思って。いまはお湯を沸かしたり、料理をするために鍋を選んでいるところです。」
テレビのある壁面の収納は、階段下の空間を活かしたもの。
「子どもの力では開けられない強力なマグネットを使っているんです。表に出っ張らないようにDVDプレーヤーやWi-fiのルーターなどを収納することができ、配線も裏を通してすっきりと見えないようになっています。」

建築中や、実際に暮らし始めてからの感想を伺ってみると、とても素敵な答えをいただきました。
「平日は仕事もあり、現場が動いているときには子どもたちが危ないので、ほぼ毎週末に見に来ていました。
建築が進んでいくのを見ているのは、なんとも言えない気持ちでした。不安はあまり感じなくて、完成したときには『やっとできた!』『もう最高!』という感じで。
毎日仕事帰りに『うち最高だな!』と思いながら帰ってきます。『いい家だな』って毎日思いながら。快適すぎて不満がなにもない。暮らし始めてからも、気になったことを何でも気軽に相談できるし、すぐに対応してもらえるので安心ですね。」

 

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