家について考える

ちょっと感じたこと「健康住宅って?」

家って本来は人を守るべき箱、そもそも健康を維持するために雨風や寒さ暑さをしのぐ箱でなくてはいけなかった。

昔の日本の家はそうできていた。

しかし、時代と共に原材料が自然素材から化学的な物に進化し、構造も変わり、密閉性も上がった結果が健康被害が出る家となってしまったのであろう。
ただただ化学の向上を求めた結果が現在であると思う。

「健康ななになに」なんて家か食にしかつかない。
健康車・健康学校・健康デパート・健康会社・健康バス・健康電車こんな呼び名の物は存在しない。

と言う事は、家や食がどれだけ健康面に重要で大事な物がと言う事は皆知っているのです。
そんな家は出来るだけ空気の良い環境が良い事も承知しているのです。
だから気にする方はとても気にするのです。
が、感じない方は何も気にしないのでしょうけどね!

ブランドや売れている家・安い家が圧倒的に売れているのが論なる証拠。

健康住宅なんて言う言葉が存在しない家つくりをして来なかった我々もいけないのですが!

昔ながらの家造りに少し現代風の性能を加えさえすれば良かったのに、余計な化学の製品までどんどん作りだした結果が「健康住宅」と「不健康住宅」に分けてしまった。

ヨーロッパの町並みが今でも昔と変わらなず、統一された景観があるのは昔ながらの家造りに性能を加えただけだから良い街並みになっていると思います。
空気環境は良い室内であるが化学臭のする室内でもない。現代と昔の良い部分の融合がきちんとできているのですね!

家に個性が必要か必要でないかは自由だが、家は人を守る役割であって健康を害すものであってはいけないと言う事を家つくりする側が心すべきであろう!

自然素材の家・健康住宅・無添加住宅・なんていうキャッチコピーが飛び交うような国では家造りがどうかしてるんですよね><

私もちょくちょく「健康住宅」は言ったり書いたりします。
それが特徴であり売りになっていしまっているから。
でも本当は大工として、腕であったりセンスであったりそちらでの勝負で家造りを生涯の仕事としたいのが本音なんですけどね!!

ちょっと一言でした!

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