家について考える

「売れる家」ではなく、「住み続けられる家」を

売れている家には、どんな理由であれ
**必ず「住まい手の考え方とのマッチング」**があります。

それは日本全国、どこでも共通していることだと思います。

では、弊社の家づくりのポイントは何か。

それは
「住まう人が健康で暮らせること」
ここを第一に考えた家づくりです。

そのため、年間に何十棟、何百棟と家を建てる会社とは違い、
弊社のキャパシティでは新築で多くて 年間5棟建てられれば精一杯 です。

売れる大きな会社を目指しているわけではありません。

本当に住みたくなる家を、お客様に提供したい。
それが、私の考える家づくりのスタンスです。

家を建てようと思ったとき、
外壁はどんなデザインにしようか、
内装はどんな色にしようか、
形はどうしよう、素材は何がいいだろう――
多くの方が、そこを考えます。

しかし、
「室内の空気環境をどうするか」
ここを最初に考える方は、実はとても少ないのです。

私は、
その空気環境を最優先に考える方との出会いを、何よりも大切にしたい
と思っています。

家は、人生の中で最も長い時間を過ごす場所です。
だからこそ、空気環境を最優先に考えた家づくりを、
一人でも多くの方に知っていただきたい。

そして、その中で
「住工房Kのつくる、もみの木の家に住んでみたい」
そう思ってくださる方へ、家をお届けしたいと考えています。

室内の湿気と空気。
ここをきちんと考えた家は、長持ちします。

そして、
住まう人も、長生きします。

それは、
もみの木から生まれる「フィトンチッド効果」と、
無垢材の中でも柾目という素材が、
湿気の問題を根本から解決してくれるからです。

数多くある木の中でも、
**最も良い木のひとつとされるのが「もみの木」**です。

そのもみの木を自然乾燥させ、
さらに柾目だけを商品として使う――
これは、正直に言って 非常に効率の悪い仕事 です。

だからこそ、
よそではできない家づくりを目指し、
これからも「健康」をテーマに、
家のあれこれを真剣に考えていきたいと思います。

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