信州の空気環境を
家のなかに実現する
もみの木
諏訪のお祭り”御柱祭”でも有名なもみの木。
もみの木は昔から、西洋ではクリスマスツリーに、日本では神社のお札などに使われているほか、保存性や殺菌性が求められるかまぼこの板にも使われていました。クリスマスツリーは冬に家のなかに籠りがちな暮らしに、清潔な空気環境を保つために採用されていたとも言われています。
信州の伝統により
受け継がれてきた
貴重なもみの木
もみの木は諏訪にとって、昔から受け継がれてきた大事な木になります。
諏訪で7年目毎に”御柱祭”があります。樹齢200年程のもみの巨木を曳建て、宝殿の造り替えや、社殿の四隅の「御柱」に使われる諏訪大社最大の神事になります。
もみの木を切り、運び、建てることから、昔は建築や土木に携わる職人だけが仕切っていました。
住工房Kも貴重なもみの木が使われる地域の伝統を支え続けています。
また、もみの木は暮らしを快適にする効能を多くもちますが、なかなか日本では手に入らない材木になってしまいました。
そんななか、住工房Kでは、ドイツ南部に広がるシュバルツバルト地方にある日本ではなかなかみない原木を、宮崎県生駒高原製材所でじっくり天日乾燥され、丁寧に加工製材されたもみの木を使っています。
信州の環境に、暮らす家族の健康によい材木を探してたどり着いた答えです。
内装材にもみの木を使う
注文住宅「もみの木の家」
もみの木の原木を内装材として、ふんだんに使用したのが、「もみの木の家」です。
もみの木の家は、半永久的にもみの木がもつ効能が期待でき、驚くほどの空気環境を実現します。
喘息や花粉症などのアレルギーの施主様にも喜ばれています。
洗濯物の部屋干しにおいて臭わず、床を水拭きしてもすぐ乾き調湿効果があるので、喉や肌にも安心です。
もみの木の暮らしへの効能
もみの木を家の内装材として使うことで、体や環境によい、さまざまな効能をご紹介いたします。
もみの木で、室内の空気がきれいになります。
半永久的に放散されるフィトンチッドの中の香り成分(テルペン)により空気が浄化され、室内汚染の代表的な化学物質であるホルムアルデヒド等はテルペンにより科学分解されます。
透明感のある空気環境になり、深呼吸のできる部屋が実現できます。
直接肌や足裏で床や壁に触れると、病みつきになるような感覚に。
一度床や壁が温められたり冷やされたりすると、もみの木の蓄熱性能の効果で、床、壁は温度変化が少ないため、冬はあたたかく感じ、夏は爽やかな足ざわりになります。
また空気の入れ替えのためなどに窓を開けた後も、元の温度に復帰する時間が早く、高い省エネ効果があります。
床には適度の弾力があり、歩行時や衝突時のショックも和らげてくれ、膝や腰にもやさしいです。
もみの木は微香性で、特別な匂い意識のない空間が得られます。
室内の生活臭や台所、トイレの臭い、タバコの臭い等、嫌な臭いが消臭されて気になりません。
(押入れ、台所、下駄箱やトイレに使用すると効果がわかりやすいです)
また、梅雨や冬の時期に洗濯物を部屋干ししても、洗濯物が臭うことはありません。
針葉樹であるもみの木は調湿量が多く、水分を調湿効果があります。
もみの木の家(もみの木内装材)を使用した部屋の室内湿度は、常に概ね50~60%程度を維持します。
室内で乾燥による喉や肌への影響を低減します。
(床を水拭きすると、より調湿効果を高められます。)
室内湿度が適当で放散されるフィトンチッドの忌避効果により、虫が住み着きにくく、外部より侵入するダニやゴキブリの他、カビ等菌類の発生を防ぎます。
ヒノキ、杉などに比べても腐るまでの時間は明らか。おひつや食品保存部屋にも最適です。