家のパーツをあれこれ決める為のカタログ。
そして毎週のように行われる打ち合わせ。
これは当たり前の様で、どこか責任逃れの様な状況を請負会社側が意図して行っている。これを選んだのは「お客様」でしょ!みたいな感じに。
トラブルを避けるために行うだけの打ち合わが回数を重ねると、家造りが大変な事になりがちです。
でも、多くの会社はそのトラブル解消のためだけの打ち合わせの回数が多い、毎回持ち帰りさせられるカタログは、手提げ袋2つにいっぱい。事細かく決める家のパーツ類は完成までに何十種類もある。
弊社以外の会社では床だけも何種類ものサンプルやカタログの中から選択肢がある。まあ、それだけ世の中には色んな床材が多いのであろう!カラーフロアーだけもおそらく何百と言う種類が存在すると思います。
無垢材の床にしても同様、何十種類とあると思います。
住工房Kでは床は「もみの木」の床板のみ。残念ながら選択肢はありません!住まう方にとって良い環境を作り出す床材は今のところこの材料を超えるものがないので「もみの木」となっている!
天井や壁の素材は、ほとんどの部分をビニールクロスで覆う会社が多いが、そのビニールクロスの見本帳は10cmもある厚いカタログ。「この中からお好きな柄からをお選びいただけます」とそれを渡され、家に持ち帰り最初はご夫婦仲良く決めるものの、そのうち「あとはお前に任せると!」とご主人様が先に嫌になる傾向が多いと聞きます!結局奥様が迷いに迷って決めてきた柄は、各部屋ごと柄が違い、子供部屋などにはその時の年齢がそのまま柄となって部屋に貼られているお宅がとても多い。
小さい子供が喜ばれる絵柄だ!子供はすぐに成長するが親の中では時間が止まった状態となっていて、「この子ならこれを喜ぶ!」的な発想になってしまうのであろう。中学生にくらいになれば自我が目覚め「自己主張」をしだし「こんな壁は恥ずかしいから貼り替えて!」と言う事になるのは目に見えています。
住工房Kでは、ほとんどの天井が「もみの木」壁にも一部デザイン的にもみの木を使用したりもします、よってここでも選択肢はありません。そして、もみの木以外の部分にはもみの木と相性の良い物しか提案いたしませんので、選択も楽にできます。全ては「お客様の為に良い家造り」をするのが住工房Kとしての務めと考えている以上、健康被害の出やすい製品を家に取り込まない様にしてあげなくてはならないからです。
この家造りに共感された方々がお客様として存在しているので、そんな家造りで良いと考えています。
お金の使い方を間違った家造りこそやってはいけない家造りです!
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