食べ物は長く貯蔵が出来ません、食べ物は腐ると言う「酸化作用」が働いてしますからです。
酸化作用を遅らせることが出来るのが保存庫と言われている冷蔵庫や貯蔵庫です。常温での保存とは違い低温で一定温度を保持しながら酸化を一時的に遅らせている。
もみの木の家の食べ物は、不思議ですが長持ちします。しかも、常温保存です!
どういう事なのか?それは、もみの木から出る成分「フィトンチッド」が効果的に働くからです。
フィトンチッド成分は殺菌作用があるそうです、と言う事は抗酸化作用が働く。
ここで、以前面白い実験を行いまいましたのでご紹介いたします!
小さな水槽内に「カラーフロアーの床と天・壁にビニールクロスを貼った室内」と「床・壁・天井にもみの木を貼った室内」を再現して、果物の酸化の様子を実験しました。果物を入れて10日後どうなっているのか写真をご覧ください
ビニールクロスの家 もみの木の家
どうでしょう?一目瞭然ではないのでしょうか!!みかん・にんじんは画面ではあまり差がないように見えますが乾燥度が違います、バナナに関してはこれだけ見た目に差が出ています。
これらが、フィトンチッドのパワーなんです!
昔から、もみの木やヒノキにはこの様な作用があると分っていて、食の保存法としてモミやヒノキ・サワラと言った木で箱を造ってその中に入れて保存したり、それらの葉を利用した保存法が使われていたんです!
お寿司屋さんのネタ箱の中に敷いてある「葉」「かまぼこ板」などは分りやすい例ではないでしょうか!
人も年をとっていくにつれて、老化現象していく肌にハリがなくなり、体力や運動機能も低下する。
女性にとって酸化は対敵ですよね!もみの木の家の室内では、このお肌の老化にも効果的と言われています!女性の肌にも良い事が分かるのではないでしょうか( ´∀` )
ヒノキ・スギ・マツ・モミのような針葉樹の木を自然乾燥させ、室内へ利用する事は当たり前のように、大昔から行われてきたことです。(フィトンチッドは針葉樹に多く含まれ広葉樹にはほとんどありません)
それが化学の進歩が進むにつれて、新建材と言う化学で出来た建材に変わってきた日本建築。その結果が、いろんな病気を発症させてしまったんですね!
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