床の傷は一般的に言うと目立ちます。
一般的というのは現在主流に使用されている家の床材、「カラーフロアー」これは芯材がベニヤか木片を圧縮したMDF、パーチクルボード、OSBなどに印刷物を貼って気に見せた床材や木の薄い単板を貼り付けた床材の事です。
この様な床は凹み傷が割と目立ちます。そして、厄介なのはへこんだまま直らないということ。まあ、最近では補修キットが一般的にも売られているので少しは修正も出来ますが、本当の補修のプロにお願いしたようなリアルさは難しいでしょうけど!
しかしながら、無垢の木でも化学塗料を塗っていない自然乾燥の木の床でしたら、凹み傷やスリ傷が目立ちにくい利点があり、更に自然乾燥の木でしたら細胞が生きていますので、凹み傷ができても細胞破壊されていない限り水分を含ませると戻る性質もあります。
そんな木の特徴を生かした製品にしているのも、私共で手掛けているもみの木の家でもあります。
傷を付けた床材 水分を含ませている状態 乾燥後の状態
自然乾燥・柾目のもみの木の床材に傷を付けて、水を含ませた後の変化の様子です。少し分りずらいですが付いた傷はかなり修復し目立ちにくくなっています。この水分を踏むませる工程を何度か繰り返せば、この程度の凹み傷は復活します。それが木が生きている証でもあります。
こんなに水を含ませた状態で放置をして大丈夫なの??こんな印象を持たれた方もいると思いますが、全然大丈夫です。きれいな真水であればシミにもなりませんし、汚れも落としもこの様な水拭きが一番木の為には良いのです。
でもこれも、自然乾燥の柾目という木の目の切り出し方の板だからなせる技でもあります。
人工乾燥の木の板は細胞破壊されているため、数年はこの方法で修復するかもしれませんが、自然乾燥の生きた木の年数までは持続効果は無いでしょう。更に柾目と違うタケノコ上の目が見えている板目の切り出し方の板は同じ木でも踏み心地さえ違い水分コントロールもあまり得意ではない木の目なんですね!
もみの木は白系の色から、経年変化をしながら自然の飴色に変化し行きますので、最初の白いうちは特に傷が目立ちにくいです。
次回の完成イベントは2021年4月下旬予定です。
~自然の中で仲良し4人家族が暮らす薪ストーブのある「もみの木の家」新築完成体感会~
次回は2021年4月後半富士見町にて開催予定です。只今工事進行中!!(長期優良住宅の高性能住宅です)
時間 10時より 17時まで
場所 諏訪郡富士見町
map https://goo.gl/maps/2pcxMGBLyREAUV9h6
新型コロナウイルス感染防止の為皆様が安心してゆっくりと体感できる様に「完全予約制」とさせていただきます。
予約先H/P→ https://mominokinoie.com/もみの木体験(イベント内)より 直接℡090-3476-1568 笠原まで
~もみカフェ(家のあれこれ勉強会)~
報告 新型コロナウイルス拡散防止の為今後しばらくはリモート開催といたします。
弊社事務所にて1組ごと予約制とし「もみの木のメーカ―」が開催する「もみカフェセミナー」をリモートで閲覧するスタイルで行います。
開催は都度告知してまいります。宜しくお願い致します。
~遠赤外線クッキングヒーター「DGH」調理試食セミナー~
報告 新型コロナウイルス拡散防止の為年内は全て中止させて頂きます。
[お願い]
最近「もみの木」という事を売りにしたグッズ等を売り出しているお店があるようです。弊社が扱うもみの木とは関係はありませんのでお問い合わせは販売しているお店にお願いします。フォレストバンクのグッズはネットともみの木の家を建てる会社でしか販売いたしておりません。
正規商品は「のんき工房 」までお問い合わせください!!
また、フォレストバンク 製品に似せたもみの木の床等が出回っているようです。人工乾燥材のもみの木は不思議な力は無いかもしれません。正規なもみの木は「フォレストバンク 」の製品を、「健康な住まいづくりの会 」の正規会員よりご購入される事がよろしいかと思います。
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