線状の柾目板材
放射状の板目材は節の出てくるリスクも大いにあります。
家づくりで木を使う場合、いくつか大切な“約束事”があります。
それは 用途に合わせた使い方 と 「木の目」を読む使い方 です。
私は大工の世界に入り、親方から叩き込まれたこの基本が、今の家づくりにも深く影響しています。
木を外壁に使用するときの大原則は
外壁などの外部に木を使う場合は、まず 「板目材」を使うこと が重要です。
理由はシンプルで、外部は湿気が多く、雨風にさらされる環境です。
木には水分を止めやすい「板目」水分を通しやすい「柾目」という二つの切り出し方があります。
外では当然、水分を止めたいので板目のほうが適しています。
さらにもう一点。
近頃、外壁の一部を木で仕上げた家をよく見かけますが、板を“縦張り”にするのが基本。
水分を上から下へ流すためです。
稀に木の上下を知らない職人が張った現場を見れば残念なことに、木の目を上下逆さに張っている現場もよく見ます。
親方にこんなことを口酸っぱく言われました。
「木は地面から空に向かって生えているんだから、生えている状態で使え。
そのほうが家も繁栄する！」
当時は半信半疑でしたが、今思えばとても理にかなっています。
自然のものは自然のまま使う。
これが本来の姿です。
室内で使う木はどうする？
外とは逆で、室内では 柾目を使うべき です。
柾目は節が目立たず見た目が美しいうえ、調湿性能に優れている切り出し方です。
無知な営業マンは節だらけの板目を室内に使って
「木は調湿してくれるから良いですよ〜」
と説明しているが、信用してはいけません
木の家づくりで最重要のポイント
それは 木の乾燥。
しかも “自然乾燥”であること が絶対条件です。
木はしっかり乾燥させることで初めて本来の力を発揮します。
機械乾燥で急速に水分を飛ばした木は見た目こそ木ですが、
本物の力は発揮できません。
大工経験のある私は、この思いがとても強いです。
せっかく木の家を望むのであれば、
木の性質を生かした家づくり をしてほしい。
最後にひとこと
木の家には“本物”と“偽物”がある。
この事実だけは忘れないでくださいね。
全棟新基準の長期優良住宅
長期優良は標準仕様、HEAT20 G2クラスの家づくりにも取り組んでおります。
住工房Kは地域密着型工務店。私共の家は自然素材を主に使用した家づくりを心掛けておりますが、その素材の中でも「もみの木」を内装材に使用し、木を扱える職人が一軒一軒丹精込めて仕上げながら「住まい手と作り手」の両者が共に楽しめる家づくりを邁進してまいります。もみの木による効果は消臭・調湿・殺菌・抗酸化・音響・蓄熱・癒し・と様々な効果が期待でき、アレルギー症状の軽減にも期待できる住環境を作り出します。その他無添加の漆喰や調湿効果に優れた布クロスや紙クロス等も取り入れております。更に私共の家づくりでは「水」と「食」に関してもしっかりと学び、水は家全体をバブル水に変える「ビューティーアクア」発生装置を全戸に設置、調理機器には遠赤外線調理のできるラジエンントヒーターを採用し「食」の分野からもしっかりとサポートしできる限りノンストレスレスの住環境作りを目指しております。
もみの木の内装材は「喘息・鼻炎・シックハウス・各種アレルギー症状」の方にはかなりの効果が期待できます。家族みんなが健康でそして幸せに暮らせるのが「もみの木」の内装材です。
施工エリア基本３０ｋｍ圏内 諏訪平６市町村・辰野町・箕輪町・南箕輪村・伊那市・塩尻市・松本市一部エリア（そのほかのエリアは要相談）
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