住工房Kの手掛ける家の天井の高さ、あまり高い方ではないと思います。
天井高が高いほうが好まれますが、そこを極端に強調してくるユーザーさんもあまりいないし、高さで広さを強調させる手法ではない設計の意図もある。
天井高を高くすると部屋が広く感じる。
こんなことをよく言います。
でもこれは、遠近法や錯覚を使わないと実際にはあまり感じません。
高さが高いだけでは、部屋に広がりは生まれないのです。
部屋の天井高は頭上の圧迫感のみ解消されるだけなんです!
ただ、寝室の天井高が高いと落ち着いて眠れないと言う話は多く、実際に私もそれは感じます。
錯覚を利用した手法で部屋の開放感や広さを演出する。
その部屋までの通路やその部屋に接する周囲の天井を極端に低くして、広く見せたい部屋の天井を一般的の高さにしても、天井高は低く感じず部屋の広さも感じたりします。
リビングの天井が低くても、入り口のドアを天井まで上げたり、窓を天井まで上げてそこから見える外の軒先天井がリビングの天井と同じ高さだと、一体感から部屋が広く感じたりもします。
奥行きと高さが部屋の広さを感じさせるのです。
そんな遠近法や錯覚を上手に使い家を仕上げていくのが、設計事務所の設計士さんたちです。
弊社で手掛けている「もみの木の家」も似たようなコンセプトで造っております。
広く見せたい箇所は広く感じさせ、通路の様なところは天井高を低く設定する。
天井の高さでランニングコストも当然変わります。
これは昔からよく言われたりしています。
いくら高性能な家とは言え、当然ですが体積が多い部屋を暖めたり冷やしたりするには、それだけエネルギーが必要になるからです。
上手に天井の高さを設定してみて下さいね!!
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↓
もみの木の家がこれでわかる!!
「momiカフェ開催」
次回は5月13日(日)です。
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もみの木はなぜ室内内装材に適しているのか、室内空気環境の重要性、木の話、家の話、
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