室内へ無垢の木を使用すれば「健康住宅」と言って売っている会社さん。何を根拠に健康住宅と言っているのでしょうか?
そもそも、「健康住宅の定義」などありはしません(-_-;)健康住宅と言っても、イメージだけで健康住宅と言っている会社さんが多い事は事実です。私も「健康住宅」と言うキャッチフレーズはいつも使っておりますが、きちんとした根拠があっての事!でも、家のどこかに健康素材を使用してさえいれば「健康住宅」と言っている会社さんがほとんどではないのでしょうか??
「何が健康住宅なんですか?」と言う究極の質問にスラスラと答えが出てきた会社は「本物」でしょう!
「無垢の木を使用しています」「珪藻土を使用しています」「漆喰を使用しています」「空気清浄システムを入れています」精々この様な回答しか返ってきません(汗)
一部に聞こえの良い「無垢材・天然素材」を使用したところでその素材が本当に役立っているのかが意味するところで、無垢材でも本物の役割をしている素材は今は本当に少ないし、珪藻土や漆喰と言った天然素材だってボンド等の繋ぎ材の入っていない素材でなければ無害ではない!機械仕掛けに頼る家など論外であるのです。
どうしてその素材なのか深く追求して使用している会社さんはほんの一部の会社さんだけなんです。そんな会社さんは拘ってその材料を使用するので、当然使用量も多くを占め、お客様のためを思う家造りなのでそれ以外を決して勧めないと思う。
イメージ先行で使用したり、機械仕掛け頼りの会社さんは「健康住宅」なら売れると言う観点でしか家造りをとらえていない会社に過ぎないのです。
そんな会社さんに、「私はこの素材を使用したい」と言うと、「弊社でもそれは扱えます、分りました!」と言うはずです。
自社の使用する素材に対して「思いや、定義・根拠」など無く、「売れれば良い!」という考えしかないからです。
私共の会社では、家の内装材に「もみの木」を60%~以上使用します。なぜならその素材がお客様の健康面をサポートする一番の素材であるからです。使用量が60%を超えないもみの木の家はお客様の為にならないので最初から提案もしません。
そんなもみの木は「自然乾燥」が第一条件です。人工乾燥ものは自然の木の良さがなくなっているからです!そして、自然乾燥の次に大事な事は「柾目」と言う木の目の取り方をした材料と言う事です!木の目には柾目の他に板目がありますが、家の室内内装材として必要な事柄「調湿機能」を取り込むなら木の目は「柾目」と決まっています。
この2つが出来ていないもみの木を使用しても、住まう人が快適な暮らしを送れないと言っても良いからです。
もみの木でなければいけないのですか?とよく聞かれたりします。そんなことはありませんが、「針葉樹」ここがかなり重要です。
「広葉樹」には木の良さが出る成分「フィトンチッド」がほとんど含まれていないからです。針葉樹ならではの特徴と言えるでしょう!
針葉樹の中でも、もみの木が一番住まう人へ良い恩恵を受けれる事が分っているので、「もみの木」なんですね!
「健康住宅」と言うキャッチフレーズ、ここに騙されないようにしないといけませんね!!
コメント