小さなお子様の身体に突然湿疹がでた、と言う経験がある方は少なくないのではないでしょうか?
食材からおこる湿疹は食べてから3時間以内にたいてい出るらしいが、3時間を過ぎて出る湿疹などに関しては、家の空気環境による事などが原因かもしれない!
その多くの原因は「VOC」によるものと「カビ・ダニ」などがあげられる。
VOCとは、化学製品から出る「揮発性有機化合物」の事を言います、これらは現代の家ですと残念な事にあちらこちらに存在します、一般的に言う「新建材」この新建材は石油製品などから作られているので揮発性有機化合物が出ていてもやむを得ないのです。
ではどうしてそんな危険な製品を使用し家造りをしている会社が多いのかと言うと「コスト・時間・リスク・利益」に大きく反映するからです。(コスト・時間・リスク・利益の話は明日致します。)
しかも日本の規制は海外に比べるとかなり緩いところもあり国内基準ではアレルギーが出てもおかしくはないのです。
揮発性有機化合物は新築してから10年間は出ていると言われています。
具体的にどのような商品から出ているのか、床に貼られている「カラーフロアー」化学塗料がしっかり塗ってある「無垢のフローリング」壁や天井に貼ってある「ビニールクロス」建具等の表面に貼ってある「塩化ビニール素材」押し入れ等に貼ってある「べニヤ」皆さんが自然素材と勘違いしている珪藻土や漆喰なども無添加以外は「ボンド」と言う化学物質がしっかりと入っている。
一つの商品から出る量は微量かもしれませんが、沢山集まればどうなるのかはお判りでしょう!
10年間この空気環境の中で生活をして行く事を考えると、大切な家族にはこの環境での生活はさせたくないものです。
揮発性有機化合物の混ざる空気環境の中での生活で、アレルギー反応が出る体質に変わってしまう事もあるし、湿気対策がされていない家の室内では湿気によりカビ・ダニの発生率が上がり体調に関わってくるので注意が必要です。
ダニ・カビは室内の湿気量と湿気環境で発生率は大きく変化するようです。
当然湿気が多い家にはその量も比例すると言う事になる。現代の家はその湿気対策が不十分な家が多いのも事実なのです。
最近ではカビやダニから発症する病気も世間では騒がれているようです、ハウスダストもその中に含まれるようです!
ダニが原因による「うつ病」カビから出るVOCによる「皮膚病・呼吸障害」ハウスダストによる「湿疹・鼻炎・呼吸障害」とかなり危険な病気にもなりかねないようなのです。
家の室内へ使う「内装仕上げ材」一つで体調管理や暮らしが大きく変わると言う事を知っておいてください。
大切な家族を守るのはあなた自身でもあり「家」でもありますから!
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