家について考える

怖いのは液状化現象

軟弱地盤に家を建てる手段として行う地盤改良。

色んな工法があるがどこの敷地にもすべての改良が合うと言う物でもない。

諏訪市の様に水位の高い軟弱地盤に家を建てる事を考えると、液状化が予想されるため地盤改良と言うより、船を浮かべてその上に家を建てる考え方もある。

そんな地盤改良が「SP工法」や「コロンブス工法」である!

軟弱層の原因として多いのが「水」ですが、水の中にコンクリートの柱や鉄管を何本も打っても支持層まで届いていなければ家を支える事は出来ません。

住工房Kの事務所兼自宅新築工事で行ってる地盤改良は「SP工法」と言う厚さ20cmもある発泡スチロールを家の建たる面積全面に敷き詰め一面の板を造る、これが「船」の様な役割をし、家を浮かすと言う考え方の地盤改良である!さらには厚さ20cmの厚みの発泡スチロールが免振の役割もするので地震の揺れを軽減させる役割も多少する。

保険適応もきちんとされている公的な改良方法ですので安心ですし、海の埋め立てや大きな橋の橋げたの下にも多く採用されている工法でも知られています。

その工事の様子を少し紹介しますね!

最初に地面から基礎部が入る根切りと言う作業をします。

その次に土木シートを全面に敷き砕石をその上にまきます。黒いシートが土木シートです、メッシュ状の劣化に強いビニールシートの事ですがどんな役割をするのかと言うと、地面下で水の流れが発生した際砕石が流れない様にする役割があるのです!

砕石の厚みは15cmの厚さです。

砕石を敷き終わるとその上に3cmほどのドライモルタル(砂とセメントを乾燥したままで配合した物)を平らにしながら敷き、最後に20cmの発泡スチロールを隙間なく敷き詰める!

こうしてできた発泡スチロール盤の大きな面の上に今度は基礎を造っていくのです。

「え~、発泡スチロール??」と皆さんは思うと思いますが、発泡スチロール、これはかなりの優れ物で劣化に強く面で支える力はコンクリートに匹敵する強度とも言われているから驚きです!!

薄い厚さの発泡スチロールは弱いというイメージですが、20cmともなれば簡単に破壊は出来ませんからね!

その後は同じように基礎を造り家を建てれば「宙に浮かんだ家」で液状化対策がバッチリとなされていると言う訳です(^▽^)/

 

7月のイベント情報

お住まい見学会・もみカフェ開催

実際に生活している築3年のもみの木の家を開放し、展示場とは違うリアルな家を体感して頂けるお住まい見学会。生活臭や湿気・生きているもみの木の床の色艶など私が暮らして感じる生の声などを「営業トーク」なしで皆さんにお伝えいたします。

これから家をご検討されている方に向けて、まず何をしたらよいのかが分からない方・木の家が希望だけど木の家はお手入れとかが大変なんじゃないのか?・健康住宅って何が健康な部分なのか?など漠然とした家への思いをお持ちの方々へ向けて少しためになる知識が学べるセミナー、それが「もみカフェ」です。

是非参加されてみてはいかがでしょうかm(__)m

日 7月14日(日)

時間10時より

会場 住工房K事務所&自宅

案内図   https://goo.gl/maps/AddSx8K3yp4baDPK7

   完成体感会告知!!

【平屋・薪ストーブ・土間のあるもみの木の家】只今工事進行中にて詳細は随時アップしてまいります。

[お願い]

最近「もみの木」という事を売りにしたグッズ等を売り出しているお店があるようです。弊社が扱うもみの木とは関係はありませんのでお問い合わせは販売しているお店にお願いします。フォレストバンクのグッズはネットともみの木の家を建てる会社でしか販売いたしておりません。

正規商品は「のんき工房 」までお問い合わせください!!

また、フォレストバンク 製品に似せたもみの木の床等が出回っているようです。人工乾燥材のもみの木は不思議な力は無いかもしれません。正規なもみの木は「フォレストバンク 」の製品を、「健康な住まいづくりの会 」の正規会員よりご購入される事がよろしいかと思います。

 

関連記事

コメント

この記事へのコメントはありません。

TOP