高気密・高断熱住宅はよく聞く家作りの「キーワード」です。ここ諏訪地方では欠かせないポイントになっているはずです。私共の考える家作りも一緒です。
寒い長野県の冬をいかに暖かく暮す事を考えると、高気密・高断熱住宅は欠かせない選択肢となります。しかも北海道と同等クラスの作りが理想と言える。
なぜ北より南に位置する長野がそんなに極寒の地なのか?やはりそれは標高の違いと深く関係する。長野県は日本の中で一番標高が高い所に位置し、中でも諏訪地方は県下でも上位で最寄りの町場や市役所の標高がかなり高い所に位置します。
そして諏訪湖を中心とした生活圏は諏訪湖周囲の高い山並みから吹き降ろしてくる風にさらに追い打ちをかけて冷たい諏訪湖の水(時には氷)の上を通過する際に更に冷たくなり刺すような痛みのある風に変化。そんな極寒の諏訪地方なのである。
北海道は北に位置してはいるが道庁所在地は17mと海抜は0に近いのに対して、長野の県庁所在地は370m、そして諏訪地方は770mその差は大きい。東京スカイツリーよりも高い位置で暮らしているのだから寒いわけです。
そんな過酷な条件の中でヒートショックなどを起こさぬ様に暮らす家はやはり高気密・高断熱の家でなくては健康的に暮らせないのですね!
ただ、高気密高断熱の家は化学物質を揮発させる条件にはベストな状態なんです。ここに注意が必要で、今主流で使用されている新建材(石油製品)ばかり多く使用した家ではVOCが揮発しアレルギー発症を引き起こしやすい家になってしまいます。
このような住環境での生活を長く続ける事はかなりリスクがあるような気がしますので、家作りを予算・見た目・メーカーなどで簡単に決めない方が大切な家族の為だと思います。
中身のある家造りがこれからの家造りだと私は思います!!
コメント