家のパーツ。
家は色んなパーツを組み合わせ住める環境にしていく。
私共の手掛ける家の場合、骨組みは木造在来で固め耐力壁と制震ダンパーを組み合わせ耐震性能を向上させている。
そしてより高性能な家にするために内・外部に断熱材をダブルで使用し、高性能な開口部(樹脂サッシ)を使用し熱損失の軽減をはかる。
これまでは家と言う箱の部分のパーツですが、これから先は室内で最も良い環境で暮らして行くために使用するパーツになる。
先ず先に家で快適に暮らすためのポイントを幾つか伝えておきます。
住環境は空気・湿度・VOC濃度・ニオイなどが関係して、これらが悪い住環境は健康をも脅かすような家となりかねない。今家が原因でアレルギーを発症しているケースは日本では深刻化しつつある。そんな目線で下記をお読みください。
先ずは床板です。床板には調湿性能と蓄熱性能さらには滑りにくい床が一番なので、「柾目浮造りのもみの木」を選択している。
次は壁材です。壁材にもやはり調湿性能は欠かせませんが、もみの木との調湿性のバランスもありますので高い調湿性能は必要としません。適度な調湿性に加え素材が有害でない物が抑えるポイントだと思いますので、もみの木・紙クロス・和紙クロス・無添加の漆喰などが良い。
天井に関しても壁同様です。もみの木との調湿バランスを損なわない素材が一番なので選択されるものは壁と同じになるわけです。
後は水回り商品となりますが、暮らすために最も重要である住環境に優先順位を置くべきなのでこれまでで余った予算で決めて頂く事が良いと思う。
結果、「もみの木の家」では家のパーツをお客様にどれが良いのかを尋ねるのは水回り商品くらいとなり、住環境に大切な部分のパーツは私共プロが選択している「一番」を使用したほうが住まう方の為になっているのです。
「どれが良いですか?」「どれがお好みですか?」という家造りの会社さんでは一番が無いと言えるので、お客様の事を考えているようで本当は何も考えていません。
住工房Kの目指す家造りでは二番も三番も必要ではありません。大切な家族が「健康でそして幸せに」暮らして行くための一番なのです。
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