昨日は日頃からお世話になっている会社の社長様自宅の改修工事で早朝より私も出かけた。
工事の内容は間口9mの車庫に木製の扉を取り付けると言う内容だが、9mと言う間口の他、地面が左右30cmの高低差のある厄介な内容なのである。
最初はシャッターを提案させて頂いたが、途中柱無しの9mの通しですとシャッターBOXがかなり大きくなり天井高さの確保が困難であったり、値段的な事もあり木製で何か製作できないか?と言う相談となった。
木製で考えると建具の動作は引き戸しか対応できない。しかも地面が平らでないので建具を上で吊る上吊り建具の方式で行く他ない。
更に間口9mで車3台と言う事は建具1枚が3mでの製作物となる。これは無理難題でした(-_-;)
でも、そこで無理とは言わずやり遂げるのがプロと言う者!
私頭の中で思う構想を建具職人と扉を固定する細工が出来る鍛冶屋(鉄工所)の職人とで密に打ち合わせをし製作が今から約1ヵ月前から始まっていた。
そして昨日が現場での取付作業となったのである。
1枚幅3m高さ2m50cmの扉の製作は一枚ではかなり難題であるため、幅1m50cmの扉を2つ合わせて3m扉にする方法で6枚作成し、それを現場で吊り込みながら合体させる方法で行った。
これが功を奏して、運搬も支障きたす事もなく現場作業もスムースに行えた。
下場の高低差の処理は扉が左右どちらにも動かなくては行けないためどうしても高さは全て同じなければいけないため隙間は納得して頂きました。
30㎝の高低差で下場に固定するレールも取付不可能なので固定は鍛冶屋さんに大きなフランス落としを作成してもらい、固定はその方法で行った。
で、仕上がった物が画像の扉。動きもスムースで、見た目もとても良い!社長さんにも喜んで頂きました。
4月のイベント情報
~遠赤外線クッキングヒーター「DGH」調理試食セミナー~
新型コロナウイルスの拡大防止の為中止とせて頂きます。
またの機会に参加いただきますよう宜しくお願い致します。
[お願い]
コメント