昨日の続編です。
昨日は家の室内内装材一つで空気環境は多く変わり、それに伴いアレルギー体質が発症しやすくなると言う事をブログで書きかました。
そしてなぜそんなリスクのある建材を使用して家造りをしているのかに少し触れたことも書いた。
理由として、「コスト・時間・リスク・利益」だ!
新建材を多く使用した家造りの理由を一つずつひも解いていこう。
「コスト」は家全体のイニシャルコストの事を言っている。プロの目から言えば、新建材のカラーフロアー等は安くて当たり前、見た目もそこそこと言う理由しかない、よって使用する理由は出来るだけ家全体を安くしてお求めやすくしている企業努力であるのだが、中には安く仕入れ高価な値段で商売をしている会社も少なくはないから、会社によって新建材の床の値段に開きが多いとも言える!
無垢の床板にしても、「節」の有るような板目の床板は基本はお求めやすい値段です。しかし、無垢を理由に高価な値段で売っている業者もかなり多い!私共で扱っている「もみの木」は全て柾目で節は一つもない、これが無垢の木の中では貴重な部位と言えるので決して嘘はない!!
「時間」これは家を完成させるまでの「工期」の事を言っている、新建材は完成品の為作業性と手離れが良い事から工期短縮に繋がり請負側の経費削減となり利益にも反映するのである。
「リスク」これは請負側にしてみたら一番嫌な部分なのかもしれない。新建材は色んな部分で手離れが良い、完成後のクレームも無垢材を使用している家に比べると極端に減る。木の家は完成後に木の床や壁が反った・割れたなどの自然現象が起きやすいリスクが凄くある。それでも私共では「木の家」をお勧めしている、理由は「住まう家族の為」と言う事が前提にあるからで少々のリスクは承知の上で家造りをしているのです。
木の家を望まれるユーザー様、木の家が良くても完成後に木が反った・割れたなどの症状が許せない方はかえって木の家はやめた方が良い事も前もって伝えておきます。
「利益」商売で行っている以上これは仕方ありませんが、利益だけで家造りをしている会社で家造りをすると後悔します。なぜってその会社はあなたをお金にしか見ていないからです。心通わぬ家造りでは請負側にしかメリットはない、住んで後悔するのがエンドユーザーとなる。
新建材を使用しアレルギー発症リスクを高めるのか、自然素材を使用した健康住宅で快適に暮らすのか、あなたの望む家造りはどんな家造りですか?
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