ここ数年ですが、家の価値が変わってきている。安さが売りの大量生産の家から、性能を重視した質の良い家の時代に変わってきていると言う事。
これは、国がそう仕向けている事が背景にあるが、家の質を上げて付加価値を付ける事が最大の目的です。家に不可価値を付ける意味は、居抜き物件や売れ残り物件を減らす事が目的でしょう!今現在日本の家の居抜き物件は、どんどん増えている状態です。
数字で言ったら細かいものまで入れると820万戸も空き家が存在するようです(驚)多くの空き家は物置代わりやそのうち家族が使用するためにと所有している傍らで、居抜き物件に価値がないためその物が売りずらい事が最大の原因でもある。
居抜きになった家に価値があれば、中古部件でも売りやすさが出る。国はそこを狙い価値のある家造りを推進しようとしているのである!
今後の建設業界の傾向として新築物件よりリフォーム・居抜き物件改修の需要は多くなる事を私は予想している。地方では今現在、一世帯の収入は殆ど上がっていない、もしくは下がっている世帯すらある事が最大の理由で、景気回復傾向は都会のほんの一部に過ぎないのです(-_-;)
実際に私の住んでいる町でも、中古物件の引き合いがここ数年増えています。その方々は、出来るだけ良い品を探して不動産会社をてんてんとしているらしい!質の良い中古物件は売れるのも早いと言う事です。
新築物件では、値段の安い家より高性能の家の方が売れている実情もある。それも、国が目指している「量より質」の時代が来ている事を現しています!!建て替え需要でも同じことが言える。同居が好まれなかった時代は終わり同居し親子で資金を出し合ってより性能の良い家造りが目立ってきています。
我々家を提供する側は、そんな世の中の傾向を見つめながら家造りを考えていかなくてはいけません。
コメント