床の素材によって足裏へ伝わる温度や感覚が異なります。
素材の表面温度は空間温度と比例しますが、体感は素材によって変わる。これが温度マジック!
一般的に使用されている新建材のカラーフロアーは表面にウレタン塗装がしてあるので体感的には硬くて冷たい。カラーフロアーに暖かさを感じる床はおそらくないであろう!
では、カラーフロアーの他にはどんな床があるのか?例えば木の床。集成材や無垢材がある。
無垢材の中でも足裏への伝わり方は様々で、集成材や広葉樹の木の床ではカラーフロアーと何ら変わらない。
集成材には塗装がしてあり広葉樹では木の中でも硬い木の部類だから無塗装であっても冷たく感じる。
針葉樹の柔らかな木で仕上げた床材の上では冷たく感じません。ただし塗装は無塗装か自然オイル系に限ります。ウレタン塗装で表面を覆えば針葉樹でもカラーフロアーと同じになってしまう。
硬さと温度はそれに比例します。硬い物ほど冷たく、柔らかいほど暖かく感じる。
だから室内温度と床表面温度は一緒でも足裏へ伝わる感じ方が異なるのです。硬い床の上に素足を載せれば体温を奪われてしまい冷たく感じるのですね!
針葉樹の無垢の木を無塗装で使用すればスリッパのいらない生活が冬でも出来る家造りとなる。これは私共で手掛けている「もみの木の家」で立証済み!
そんな家を今月末の週末に体感しに行こう!!
コメント