住工房Kが「もみの木の家」を手掛ける以前の内装打ち合わせはお客様にアドバイスをしながら一緒に選んでいたりしてした。
床にはカラーフロアーや広葉樹の硬いサクラ・ナラ等など、殆どの壁・天井は部分は塩化ビニールクロス(汗)
その他にも珪藻土や漆喰、ジョリパット、タイル、エコカラットといろんな商材が選択肢にあった(汗)
部屋ごと違う素材で選んだり、クロスで模様を変えてみたりと何かと時間と手間がかかりました。
お客様にしてみたら楽しい時間だったのかもしれませんし、苦痛な時間だったのかもしれない。
いろんな内装素材が存在する今いったい何が良いのかは素人には解らない!
どんな特徴があるのかすら解らない中「どれにしますか」的な責任転換をして作り手側に有利な運びをする会社が殆どである。
弊社でも実際お客様に選ばせていた(汗)
日本の住宅建材の中でも内装仕上げ材の素材は有り過ぎだしその中の種類も多すぎます!
それを何も解らない素人に「選んでください」はプロとしてもっとも恥ずかしい行為と気付かされたのがもみの木の家を知ってから。
プロとしての誇りをもって家の全てを提案したいものです。
現在、幣社で造る家の内装材は「もみの木」が家の面積の200%を締め、それ以外の素材は「オガファーザー」と言うドイツでは当たり前に使用されている害のない健康素材壁紙である。
タイルや他にも無害の建材も使用できないわけではないが主はこれくらいです。
内装仕上げ材はもみの木とオガファーザー「これで行きましょう」と此方から提案したものが現在の住工房Kとしての家造り。
これは、プロのアドバイスとして行っている訳でして、押し付けでないためお任せしてくれている方が弊社のお客様となる。
もみの木の家に転換してからは打ち合わせが極端に減りました。
クリーンな空気環境を第一に考えると素材はそうは無いからです。
全ては住まう方の為にと思えば紹介できる素材は限られるということです。
家造りはセンスも問われますからデザインや収まりは私も真剣に考えます!
そこもプロとして大事な部分だからです!
あっ!そうそう、仕上げ材で忘れてはいけない部分がクローゼットや物入れ・押入れです。
ここも同じ考え方でないと、せっかくの健康に住まえる家が台無しです!
物入れだらか安い建材で仕上げている会社が殆どですが間違った考え方です。
全ての仕上材が無害でないとクリーンな空間にはならないからです。
それは私の拘りではなくそれが家造りをする我々の根本的な考え方でなくてはいけないと思う。
それが「住まう人への配慮」なんです!!
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