家の設計をする際間取りは勿論ですが光の入りと風の流れも大事な部分になります。
間取りは土地の条件によって部屋の配置も異なり動線も変わってきます。
それに伴い光の入れ方と風の流れる方向も変わるります。
最近は家の性能を引き上げるために大きな窓の使用は出来るだけしない方向性にある。密閉性の高い特殊窓の利用が多くなっている。特殊窓とは一般的な引き違い窓ではなく押し出すように開閉する窓や上下にスライドする窓の事を言います。上下に細長い窓や横に長細い窓などがそう言った窓となる。
このようなサッシはスタイリングだけを考えているのではなく、家の性能値の向上と光の侵入方向・高さ・照度、風の流れもきちんと考えて窓の形や高さを考えているのです。(設計者がきちんと考えていると仮定してですが)
一般的な引き違いサッシと比べると値段は高くなります、よってローコスト住宅の場合あまり使用されていない事が多い、ローコスト住宅は引違のサッシが主となります。
風の侵入に関しても窓さえあれば流れが出来ると思われがちですが、形や高さによって風の流れる方向や風の入りにも影響が出ます。単に開口があればよいローコスト感覚の家とは考え方が異なるのです。
家の設計とはとても奥が深いものになる、そんな機密な計算から間取りの配置考え窓の位置や形・高さなどを考えている。
風の流れは夏場にとても活躍します!そして太陽の光は冬場と照度にとても関連する。
「餅は餅屋」と言うことわざがありますが、どんなことにも言える事です。
家造りは「設計」は設計のプロに「施工」は施工のプロに!私はそんなスタンスで家造りをしております。
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