ハウスダスト。このハウスダストに敏感な方が最近はとても多い。
ハウスダストは生活をしている以上発生は抑えられません。外からのチリ・ホコリ・花粉内部では衣類等から出る小さなゴミ・ホコリ・そして一番やかいなカビ・ダニなど。
それらを取り除くものは空気清浄機以外にはない。掃除をこまめにしても舞い上がったホコリはまた床や壁に貼りつく始末。
どんなに注意して暮らしていてもホコリは発生してしまうんです。
でも昔の家ではそこまでハウスダストを感じたのか?と言うとそうでもないらしい。隙間だらけの家でもハウスダストに悩まされた方はきっと少ないであろう。
現代の家は昔の家より隙間もないし造りも良いのになぜハウスダストが多く出るのか?
それは、静電気です。静電気が発生しやすい環境にあるからです。
化学塗料で塗られている床、ビニールクロス、ビニール製建具、ビニール製の床などが多く使用されているため静電気の発生が避けられないからです。
部屋中が静電気を呼び込む素材だから昔の木の家より環境が悪くなってしまうのであろう!
静電気を出来るだけ生まない環境にするには、室内内装材に出来るだけビニール製品を避ける事です。
そうなると素材は限られてきます。人工的処理をしていない「木」が一番なんだと思います。無機質な物も良いでしょう。
静電気を寄せ付けない事を考えるのも、これからの家造りには必要な課題なのかもしれません!
ハウスダストアレルギーの方は年々増加している、シックハウス、喘息、鼻炎、気管支炎の方も増加している。これは、現代の日本の家の危険性を示す信号でもあります。
エンドユーザーは勧められたものしか選択しません。作る側がもう少し考えて提案していかないと今後ますます犠牲者が増加していくのだと思います。
建てた後から症状が出るのがアレルギーです。
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