まず最初にこのブログは「フォレストバンク製もみの木の家」のお話だという事が大前提です!
木の家のお手入れと言っても、基本特別な事をすることはありません。
日々の掃除は、掃除機・ほうき・雑巾がけ程度の昔ながらのお掃除法で良い!
ワックスを塗る必要もないし、モップをかける必要もない!
私共の手掛ける家の内装材のもみの木は、「生きています」それは、製品になるまでの工程が木を生かした製法であるからです。
残念ながら今現在木が生きたまま製品になっている住宅建材は、極わずかな物しかありません。
木を生かしたまま内装材にする事はコストがかかりすぎて商品自体も高額になってしまう。そのため沢山ある材木メーカーも機械化での製品作りに変わっているからです。
昔の材木はずべて手作業による工程で製品にしていったので木は生きていました。木は生きていて初めてその効果を生み出します。死んでいる木は、見た目は木ですが木としての効果はほとんど望めません。
お手入れ法も生きている木と、死んでいる木とでは変わります。
私共の木の家は汚れも浮かしてきますし水にも強い。木が生きていれば汚れを感知して防衛本能が働き、少しずつではありますが汚れを上に上に持ち上げる力があり、水分は木にとって必要な栄養分でもある。
シミになりやすいソースや醤油をこぼしても慌てずに、先ず表面を拭き取ります。そこでシミになっていたら、水を垂らして水滴をかぶせて放置します。10分程度たってから水分と一緒に拭き取ると、シミもとれたりします。しつこい汚れでもそれを何回か繰り返す事によって無くなる事もあります。
水で表面を濡らすことも平気で出来る事、これも生きている木だからこそできる事なんですね!
木は調湿をすると言われていますが、これも、生きている木が大前提です。生きている木は、自然に艶もでます。
お手入れが大変だと思われがちですが、新建材よりもお手入れは簡単なのかもしれません。
木のある生活、人はそれを快適と感じます。木はいいですね!!
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