家について考える

上棟式の御幣と棟札

棟札(むなふだ)
棟上げの際、施主・施工者・工事年月日などを記して棟木(家の一番高い位置にある母屋と呼ばれる構造材)に打ちつける札の事を言います。

上棟の飾りは、屋根裏の梁や柱などにくくられ、そのまま小屋裏へ残されます。

新しい家の骨組みが形になる建前(上棟)の時に、新築を祝い、福を願い、ご守護を感謝するお祭りを上棟式(棟上げ、上棟祭)と呼んでいます。

その時には、完成までの工事の無事も祈願し、工事関係者・親戚・ご近所の方をお招きし宴席を設け、お施主様と一緒に上棟を祝うのが慣わしとなって来ました。今はそこまで行う事も減ってきましたが、田舎の方では行うケースあります。

祭式には神様が東を向くように祭場を設け、ご神饌をお供えし、特別な飾りをほどこす大規模なものから、幣芯軸(幣束・幣串)と呼ばれる墨入れをした棒に御幣・扇をあしらう一般的なものあり、地域によっても様々な行い方がある。

ここ諏訪地方では上棟時に屋根上・2階などからお金・紅白餅をお施主様が撒いたりします。施主「ほどこしぬし」の語源もそんなところからきているのではないのでしょうか。

あの有名な映画「トトロ」のワンシーンにも上棟の飾りが登場していました。すすわたりが逃げ込んだ屋根裏の奥に、暗がりの中飾りがそっと見えていました御幣。これも地域によっていろんな由来があるようです

私が棟梁(親方)から教わった事。御幣はその家に難を寄せ付けない「神様」的な役割をしている。御幣も棟札同様屋根裏の棟木を支える束柱へ東向きに打ち付けておきます。

はるか昔から行われてきた地鎮祭や上棟式の様な祭典・神事事は縁担ぎもありますが、ご先祖様にどんなことでも報告と感謝をし、敬う心を忘れないという事でもあるのだと思います。

  次回の完成イベントは2021年4月下旬予定です。

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次回は2021年4月後半富士見町にて開催予定です。只今工事進行中!!(長期優良住宅の高性能住宅です)

時間  10時より 17時まで

場所  諏訪郡富士見町

map  https://goo.gl/maps/2pcxMGBLyREAUV9h6

新型コロナウイルス感染防止の為皆様が安心してゆっくりと体感できる様に「完全予約制」とさせていただきます。

予約先H/P→ https://mominokinoie.com/もみの木体験(イベント内)より   直接℡090-3476-1568 笠原まで

  

  ~もみカフェ(家のあれこれ勉強会)~

報告 新型コロナウイルス拡散防止の為今後しばらくはリモート開催といたします。

弊社事務所にて1組ごと予約制とし「もみの木のメーカ―」が開催する「もみカフェセミナー」をリモートで閲覧するスタイルで行います。

開催は都度告知してまいります。宜しくお願い致します。

 

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